スタジオの課題に参考資料としてあげられている論文を少しずつ読んでいる。
知らない名前の著者も多い。
もちろん名前を知っているスタン・アレンやクリストファー・アレグザンダーなども入っている。
仮にも所属が意匠系なのであまり大きな声では言えないけれど、
日本の意匠系論文は感覚的で、ある種の耽溺のようなものがにじむ気持ち悪さゆえに好きになれない。
計画か歴史に立脚しないと説得力がないように感じる。
ただ計画系の論文はなぜか興味がわきにくいので歴史系論文ばかり読むことになっていた。
修論をまとめなくてはいけないというセコイ理由もあって、
どういう形で意匠論を書けば有意義か考えないといけない。
それにしてもチュミは刺激的な理論で一世を風靡したのに今は…
このへんも考えなくてはいけないと思う。