暇つぶしの玄人

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アルゴリズムとコンピューテーション

最近考えてることのメモ

いずれ論文にしたいけど今はブログの中に。



なぜアルゴリズミックデザインはしばしばコンピューテーションを伴うのか?
本質的にアルゴリズミックであることはコンピューテーショナルであることを要求(或いは親和的に希求)するのか?



アルゴリズミックであるということは式(数式という意味ではなくてもっと大きく手続きの方式)を明確に示しているということ。


式を示さなくてもアウトプットのデザインは出てくる。

敢えて式を示した場合、そのメリットを考える。

  1. どのようなパラメーターを拾ってアウトプットを変化させているのか明快になる(デザインの主たる問題意識はどこにあるのか?)。
  2. パラメータの値のみが変化するならば同じ式を異なる境界条件で用いることで効率的なデザインが可能。


コンピューテーションのメリットは何か?

  1. 人為的には不可能な量の数値計算が可能。

ただしこれには条件があって複雑な論理よりも単純な論理の多数回繰り返しを好む*

アルゴリズミックであることのメリット1のために設計手法に用いる論理式を明快にする行為は結果的にコンピューテーションのアドバンテージを生む条件(*)と一致するのではないか?